と言われそうですが、この中国のネット通販がなかなか楽しいです。なんかセンスが違うといいますか、ワールドワイドなので、デザインも日本で見かけないような斬新なものがあったりします。
注文してから到着まで、早いと一週間くらいですが、遅いと3か月くらいかかったこともありました。ただ、あんまり遅い時は、プロテクションというのがあって60日とか定められた日数で届かない場合は全額返金になります(返金後、商品が届いても特に何も言われませんでした)。ですので、届くまで気長に待てる人はリスクは低いと思います。
副作用として、届くのに時間がかかるから、自分でも注文したことを忘れていて、宅急便が入っていると「あれ?なんだろこれ?」と思わぬプレゼントみたいになることがあります。
商品そのもののリスクがゼロではありませんが、ボクの場合は平均500円前後の商品を注文することが多いので気になりません(6000円くらいのマウンテンパーカーも買ったことあります)
測量機はボタンが小さかったり、タッチパネルだったりするので、冬で寒い時に、手袋をはいたままだと機械の操作ができず不便です。このアリエクスプレスの手袋であれば、指が出るので寒い日の測量にぴったりです。コンビニであったかいコーヒーを買うために小銭を使う時なんかも重宝します。
指の部分がむき出しになると、寒そうですが、普通に暖かいです。素手よりははるかに暖かいです。
ここまでなら、そういう手袋もあるので大したことないじゃないか、と言われそうですが、実はこの手袋には秘密があるのです。この手袋をおすすめするのは、人差し指から小指までの4本だけじゃなくて、親指も出せるのが、ものすごく便利だからです。
先ほど、小銭を使う時に便利と書きましたが、親指も使えるともっと便利になります。考えてみたら、親指が出せるように小さな「親指まど」をわざわざ付けてるっていうのは、ただならぬ作者のこだわりが無いとできないことだと思います。
指が出せるタイプでも、親指まで出せるのは見たことないのではないでしょうか。めくった指部分はベルクロでぴらぴらしないように固定できるのも良いです。親指まどにも小さなベルクロがついています。ここにも親指まどに対する作者のただならぬこだわりを感じます。この手袋、よくできてると思います。
最初写真で見た時は、親指まで出せなくていいんじゃないの?と思いましたが、実際使うと、便利です。結構親指って使うみたい。
生地の手触りも良いし、あったかいし、とても気に入っております。
あと、手のひらにビニールでできた革のようなあて布がついています。ものをつかんだりハンドルを握った時のすべり止めと補強になっています。
プリズムが入らないような狭いところや、壁面を測りたい時に便利な反射シートです。反射シートは普通に買えるのですが、マイゾックスなんかで買おうとすると、数百枚くらい入って20,000円とか結構高いんです。ターゲットの十字を印刷して専用商品になっています。しかし反射シートがそんな高いわけないだろうと思います。高性能なんでしょうか?いやいや、光を反射させるだけなんだから、そんな差がつくとは思えない。
数だって多すぎる。ボクの使い方は、物差しに引っ付けて、プリズムの変わりにするので、年に2枚くらいあれば十分。数百枚もあったら使い終わるのに何年もかかる笑。反射シートは、ボクの使い方が邪道なだけで、もともと対象物にベタベタ張って定点観測するとか、そういう測量用だからめちゃめちゃ数が入っているんでしょう。
まあでもこれ、実はアリエクスプレスで売ってるんですよね。100枚で500円で。
厳密には同じものじゃないです。アリエクスプレスのは一番小さいもので20mm角です。マイゾックスのは10mmくらいのもありますが、別に10mmじゃなきゃ困るってことは無いので、全然OKです。これで測量してますけど、特に問題ありません。反射シートは基本的に光を反射させればいいんだと思います。届くのに時間がかかりますけど、「中国でも反射シート使って測量してるんだね」って思うと妙にワールドワイドな気分になります。
プリズムもアリエクスプレスで入手できます。しかも、かの有名なLeica(ライカ)です。本当にライカなのかどうかと言われると、ボクの手元にあるものを見る限り、ライカでしょう。たぶん。…そう信じてます。
ちゃんとLeicaと成形で刻印がありますし、プリズムも銅でコーティングされているらしく、うっすらとピンク色で、普通のプリズムとは違うと主張しています。そしてなにより、ライカのホームページに外観のそっくりなプリズムが売っています!(いや、これどうなんだろ…)
ただこのプリズム、形は同じでも、プリズムの取り付け方法にタイプがいろいろあるようで、オフセットが、0mmなのか15.4mmなのか30mmなのか、よくわからないという欠点があります。取扱い説明書のようなものも入っていますが、届いた商品と、取扱い説明書がちゃんとマッチングしているのか?という疑問はあります。
だから、アリエクスプレスでプリズムを買った場合は、自分でプリズム定数を調べないといけません。私の買ったものは、調べたところ15.4mmでした。プリズムに「constant 0mm」って書いてありますが、どういう意味なのかわかりませんが、オフセット0mmの意味では無いようです。
問題は精度ですが、代理店から買った別のプリズムと比較しましたが問題ありませんでした。
棒は10mmなので、日本でよくある9mmのポールとしては使えませんのでご注意ください。ちなみに棒はアルミ製です。軽いですよ。しかもケース付き。
なにはともあれ5,000円ほどでライカのプリズムが入手できます。
ライカは近年、一部商品を中国のメーカーで生産しているようです。この商品もそうしたものの一つでしょうか。ボクの推理ですが、きっとライカ製品を作っている工場で作っているんだろうと思います。ただ、ライカの検品を受けたものなのか、横流し的なものなのか、そのあたりの販売ルートがちょっと気にはなります。ちなみにプリズムの入っていた段ボールは、かなり分厚い高級段ボールタイプでLeica🄬と書かれてました。
性能に問題はないので、今度は一素子プリズム買おうかな…と考えています。
では!またよろしくお願いしますー