とりあえず飛ばしてみた
近くの山に行って飛ばしてみました。こんな感じです。(BGM出ます)
ビュンビュンほどじゃありませんが、まあまあ風ありましたけど、最大速度で飛ばしました。飛びます!飛びます!
準備は本体用の電池を充電して送信機に単四の電池を3本入れたらもう飛ばせます。
あとは、スマホを使って、説明書に書いてあるURLからプレイリストで4DRCのアプリをスマホにダウンロード&インストールしたら、空中写真、動画がとれます。動画はWi-Fi接続です。Wi-Fiについてですが、アリエクスプレスは日本だけに通販していないので5GHz(52,53)のWi-Fi製品もあるので注意が必要です。5GHz(52,53)は日本では屋外での使用は規制されています。だから、ドローン飛ばすなら無線4級とうろうぜ!っていう広告をたまに見かけるのはそういうことです。それにドローンにつなごうとしても、多分日本のスマホにつながりません。
まあしかし、このあたり規制見直しを検討中ですので、そのうち5GHz(52,53)も屋外使用ができるようになると思います。これからは日本も世界基準にあわせないと…。のんびり待ってれば、良いように変わってくれるはず。
カメラについて、サイトの商品ページには「カメラは6K!」って書いてあったけど、どうなんでしょうか。
アリエクスプレスは中国の通販サイトですが、にわかには信じられないような性能をうたった商品が多数あります。ちょっと商品の表示が日本より適当なんじゃないだろうか?とか、広告の規制がゆるいからじゃないんだろうか?とか、ついついだまされる前提で考えてしまいます。
例えば、LEDライトとかだと「100000ルーメン」とか平気であります笑。しかも1900円。そんなライトあるの?と思うかもしれませんが、↓これがその一例です。写真だとめちゃ明るい笑。
(いや、よくみるとこれ、1000000(100万LM)じゃんwwww)
買ってみないとわからいのが通販ですからね。ちなみに懐中電灯のレビューは4.6と高すぎ。
ほんとに明るいのかもと思いますけど。外国の人はあまり細かいこと言わないのかも知れませんね。
とりあえず6Kはあまり期待しないでおきます。
ホバリングが安定している!
最近のドローンはほんとすごいです。
一昔前のだと、スロットルをじわじわ上げながら離陸させて、飛行中はずっとスロットルを加減してホバリングしなきゃならなかったので、操縦中は決してスロットルから手を離してはならなかった。それでパニックになるとスロットルが気になって操縦がわけがわからなくなって墜落というパターンがままあったんですが、このドローンは制御回路があるので、離陸もボタン押せば勝手に上昇してくれて、そのあとは一定の高さで止まって飛んでくれます。めちゃ楽ちん。
ほんとに6Kなのか?
ドローンの下部についた自称6Kのカメラです。正面向きと下向きの2つついてます。これはリモコンで切り替えて使います。
とりあえずここで、ついでにこのドローンの使い方を書いておきます。
まず、説明書。英語とか他のヨーロッパの言葉のものが書かれたものと、中国語のものと入っています。
最近は日本語のものは用意されてないことが多いですね…
ドローンと送信機に電源を入れて、送信機の左側のレバーを上→下と動かしたらペアリングします。
ペアリングするとドローンが白く光り続けます。この白い光が見えていると自分向き、見えないと反対というふうに、遠くへ飛ばすときはこれが目印になります。飛行機や船のように、オレンジ、緑のライトを左右につけているドローンもありますが、あれはあれで慣れないと、ドローンは小さいので、どっち向きかわからなくなります。こっちの方が操縦しやすいと思います。
あとは、アプリを立ち上げてスマホとWi-Fiをつなげれば準備OKです。
で、アプリの「GO」って書いたところを押すと…
というメッセージが出ました。6Kといいつつ、堂々と4Kを主張してます。が、この4Kもあやしい。なんせ4,860円ですからね…。とりあえず確認をタップして始めましょう。
あ、このアプリはけっこう凝っていて、いろんなことができます。撮影しながらBGM流したりとか笑。しかもご丁寧に、BGMは数種類用意されてあってその時の気分で選べます。
つないだ時の画面映像がこちらです。
なかなかきれいに映ってますね。
実際の撮影動画をご紹介しますが、なにせドローンが小さいのと、Wi-Fiの処理速度に時間がかかるのとで、映像をスムーズに撮るのは難しかったです。これがその映像です。(BGM出ます)
操縦の腕が悪いので、映像の評価はえらそうにできないんですが、まあまあ映ってますね。この程度、様子がわかるんなら、ちょっとした遊びや、高いところの写真が必要な時は十分だと思われます。
激安100g未満ドローンはおもしろい
いままでは空を飛ぶラジコンは、おもちゃか本物のラジコンかで線が引かれてたように思います。おもちゃの飛行機ラジコンだと、人のいないところで遊びましょう、という感覚だったと思いますが、これからは航空法の関係で、100g以上はおもちゃ扱いしねぇってなったわけです。
今現在あるドローンは、おもちゃでも、屋外で飛ばせるものとなると、100g超えるものがほとんどで、カメラがついて動画も撮れるとなると、無いんじゃないかなと思います。
おもちゃドローンを楽しむ人は、航空法を意識してないわけで、わざわざ航空法の勉強してまで100g以上のおもちゃドローンを飛ばすかというと、ちょっと、ハードルが高いのかなあと思います。
だったら100g未満で良いものはないかと探したところ、この4DRC社製のV14という機体があったわけです。まあ、こういう需要がありますから、今後、各メーカーが、規制に関わりたくない人向けに100g未満ドローンを開発する可能性はあると思います。
で、飛ばしてみての感想なんですが、結構よく飛びます。
よく飛ぶというか、飛びます。
考えてみれば、車はカーブする時に抵抗を受けるので、サスペンションとかタイヤとか、空気抵抗とかいろいろ考える必要が出てきますが、空を飛ぶドローンの場合、車のような抵抗は無いので、そういう面での差はつかないんでしょう。プロペラで空に浮かんだら、同じ状況になるわけですから。だから、よく飛ぶというより、航空機の場合、飛ぶかどうかが大問題ということでしょう。飛ばすだけなら、このV14で十分でしょう。動画撮影もできるし、安いし、アプリにBGMもついてるし…
大きくて値段の高いドローンは、墜落した時に大きな事故につながりますが、大きいから見やすいし、重量も重いから、慣性が働いて風に流されにくく、かつ動力も高性能なモーター、バッテリーを使う分GPSなどの制御装置を搭載できます。実は、大きくて値段の高いドローンの方が操縦そのものは簡単だと思います。ボタン一つで飛ばせるような方向で開発が進んでますから。
小さなドローンは、最低限ジャイロはついてますが、それ以外にモーターの出力を制御するような装置はついてないことが多いので、ダイレクトに操縦しなければなりません。その分、安定して飛ばすには、操縦が難しいのです。自分が入力したとおりにドローンが反応します。
ボクは、ラジコンは、そういう小さなドローンにあるようなダイレクト感が楽しいと思っています。
難しいものを上手にコントロールするから楽しいんだと思います。それでもドローンには、ジャイロという制御装置が搭載されているので、一昔前のヘリコプターのラジコンなんかに比べるとはるかに操縦しやすいですが。
こんな風に空を飛ばすラジコン技術として考えると、私は100g未満の小さなおもちゃドローンと本格的ドローンの差は思ったほどないんだと思います。むしろ、どこでも飛ばせるD4V14の方が有利な場面も多いでしょう。
値段の高い一眼レフを搭載してGPSで自動運転するようなドローンもすごいですけど、100g未満のドローンも全然ありだと思います。昭和時代だったら、おもちゃ扱いされないでしょう。
ひとつ言えるのは、おもちゃドローンで練習する方が、軽いので空気の影響を強く受けやすく、それに対するコンピューターの補助がないので、操縦はうまくなると思います。
こんな感じで、ドローンの場合、小さいからダメってことは全くないんだなあと感じました。いや、むしろ操縦を楽しむなら100g未満が良いでしょう。どこでも持っていけるし、落としても壊れないし。中でもこの4DRC社製のV14は、96gとほぼ100gで重量制限めいっぱいの重量であること、プロペラも大きく屋外飛行可能という点で、おすすめできると思われます。
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